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ロシアメソッドコラム集

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UPDATE 2019.8.30

ロシアメソッドコラム:角山明日香


ロシアメソッドレッスン講師、角山明日香先生のコラムページです。
「ロシアメソッド初級」クラスは、毎週金曜日 10:30~12:00 開講しております。



アメリカツアー

皆様、こんにちは!
角山明日香です。
今日はバレエ団のアメリカツアーについて。

丁度滞在していたホテルがニューヨークまで特急列車で2時間で行ける場所にあり、休みの日に何人かのメンバーとみんなでタイムズスクエアに行こうという話になり、列車に飛び乗り憧れのNY探検に行ったのです!
到着するとそこには、映画やTVで見た景色があり、みんなで大興奮したのを覚えています。

NYといえばチーズケーキ!
と何度かNYに来た事があるメンバーがお気に入りのカフェに入り、
「どれだけ大きいねん!」
と突っ込まずにはいられない大きさのブルーベリーチーズケーキを食べた時の気分は、
「キャリーみたい!」
でした。 (笑)

(当時は丁度、サラジェシカパーカー主演の「sex and the city」というドラマが流行っていて、そのドラマのヒロインの名前です。)

その後、折角なのでブロードウェイを観たい!
となり、ダメ元でチケットセンターに並んだら、
運良く「オペラ座の怪人」のチケットが手に入り観劇したのですが、終始鳥肌が止まらなく、言葉では言い表す事が出来ないぐらいに感動しました。

作品としてとても素晴らしいのは当たり前なのですが、出演者全員がとてもプロフェッショナルで、馴れ合いがなく、中途半端な人がいなかった事に、ただただ脱帽しました。
この1番当たり前の事をプロの舞台人として守っていくのは、実はとても難しいのです。


バレエ団でも公演回数は多いですし、演目は色々とありますが、ロングラン作品のブロードウェイでは毎日同じ作品を、何ヶ月もかけて毎日上演するのだから、本当に個々が己に厳しくないと常にあそこまで高いレベルをキープする事は出来ないと思いました。
やはり、バレエだけではなく色々な舞台を観る事は本当に勉強になります。

観劇後、私もメンバーもとても刺激をうけて歌って踊りながら、NYの街を歩いたものです。
(若かったなぁ 笑)

しかし、帰り道が珍道中だったのです。 笑
そのお話はまた次回!



バレエ団生活

皆さまこんにちは、角山明日香です。

今回のロシア生活コラムでは、バレエ団生活について書きたいと思います。

バレエ団に入ったばかりの頃、冬にメキシコへの海外公演が3週間程あり、毎日本番&バスで何時間もかけて移動をする毎日でした。
その時バレエ団のダンサーがウィルスにかかってしまって体調を崩し、見事にバスの座席の前の列から順番に高熱を出すという事がありました。
(後から分かったのですが、インフルエンザだったそうです)

もちろん私もしっかり感染して、39度の熱を出しました。

薬を飲んでも熱は下がらない上に人数も限られていて代役はいない状況だったので、当然休めるはずもなく、半べそをかいている私に先生が
「気をしっかり持って踊りなさい」
と言われた時に、もう学生ではない社会人なのだとヒシヒシと感じました!!

先生や先輩達が踊ってる最中に幕から
「あとちょっとだからアスカ頑張れ!」
と言ってくれた事や、自分の気持ち1つで出来るようになる事があるのだと身をもって知る事が出来たメキシコ公演でした。

また次回もバレエ団生活についてお送りしたいと思います!



ロシア生活の5月

皆様、GWをどの様にお過ごしになりましたか?
5月に入り、いよいよ本格的に暖かく(暑く?)なってきましたね!

私がロシアで生活をしていた5月といえば、1年に1回2週間?3週間に渡り、給湯管の整備点検のため、お湯が出なくなる季節でもあります。
(地域によって、時期は異なります)
最近ではボイラーが付いてるアパートも多いですが、私がアパートを借りていた時はボイラーは付いていなかったので、電気ポットとありったけの鍋でお湯を沸かし、大きな桶で水と熱湯を薄めながらシャワーに入ってました。
浴室中が鍋とポットだらけ。

もうシャワーでもないですね...(涙)
そう、水浴びです。笑

まるで江戸時代に住んでいるのではないかと思う程の、過酷な2週間なのです。
沸かしたお湯の量は限られてますから、うっかりお湯を使い過ぎると最後はシャワーから出る冷水だけという地獄絵図。

そんな時は滝行だと自分に言い聞かせて、キャーキャー言って我慢しながら入ったりもしたものです。

当時は本番後に家に帰って、お湯が出ない毎日が続くのが、憂鬱で仕方ありませんでしたが、今となっては良い思い出です。(笑)

以上、5月になると思い出してしまう、ロシア生活をお届けしました!



ロシア生活

皆様、はじめまして!
5月より金曜日のロシアメソッドクラスを担当致します、角山明日香です。

私はバレエ学校&バレエ団を含めて、18年間ロシアで生活をしていました。そこでロシアでの生活を皆様にご紹介していきたいと思います。

私が在学していた当時、ボリショイ・バレエアカデミーの生徒は、ボリショイ劇場に学生証を持っていくと無料で公演を観れました。
クラスメイトに誘われて、初めて客席からではなく、舞台袖から見た時の興奮は今でも覚えています。

ダンサーの方達の舞台上と袖でのオンオフの切り替えが凄く、出る直前までダンサー同士で
「今日のごはんどうしようかなー」
と背中を丸めながら話していたのに、
舞台に出た途端シャキンと笑顔で踊っていて、

プロってこんな感じなのか!?
とビックリした事がありました(笑) 勿論、ダンサー全員がではないです !!
また、ロシア生活をお届けできたらと思います!